2005年03月16日

今日のニュース:大相撲 琴龍が休場

 大相撲春場所(大阪場所)4日目、
 33歳、入幕から9年の前頭12枚目力士が休場するニュースが
 NHKオンライン:スポーツ欄トップに約8時間も置かれ続けたのには
 理由がある。

 このニュースは警鐘なのである

 琴龍は過去4場所休場しているが、当然いずれもケガが理由である。
 怪我をしながら頑張って上位に上がるけれども、翌場所には無理がたたって下位に下がる
 という感じで、
 平成8年7月の新入幕以来、幕下陥落こそないものの、ずっと上がったり下がったりであった。
 しかし今回は
「肝機能障害や高血圧、それに糖尿病の症状でおよそ1か月の安静・治療が必要」

 明らかに慢性的な病気である

 相撲取りの世界では、強くなること=太く大きく重くなること が今も重視され
 科学的な健康管理がおろそかになっている現状がある。
 その弊害についてスポーツ科学の分野からは再三指摘されてきたが
 ひとつの「閉鎖社会」である相撲界はそれを素直に受け入れることもできず、
 さりとて自己改革が進んだともいえない。

 この問題、
 実は国技の周辺の関係者も、速やかに改革を促したいと考えている。 
 現状を放置すれば、将来的には、相撲取りは皆病人という状態になり
 新弟子の勧誘にも影響し、相撲界の衰退が進むことは目に見えて明らかである。
 もし「誰か」が
 相撲界が「無視できない形」でこの問題をクローズアップし変革を迫ろうとする場合
 場所中の、相撲中継のなかでの解説(=閉鎖社会の内側)ではなく、
 中継の合間に流れるニュースという形でわざわざ取り上げることで
 この問題を広く国民に知らしめて「一般化」するのが最も効果的である。
 
 このニュース、発信の日時は「03/16 15:11」である。
 NHKニュースは、しばしば政治的とも言うべき警鐘であることを忘れてはならない。


 さて、琴龍、実は「ひいおじいさん」から代々相撲をとってきた家系の出である。
「早朝4時に突然部屋に連れ込まれて四股を踏まされそのまま入門した」
 というエピソードが語られているが
 これも父や祖父を見て育ってきた、本人なりの覚悟があったからこそである。

 代々相撲をとってきた家系・・・

 おそらくこのニュースは
 二子山親方=元大関貴ノ花=貴乃花親方の実父 の危篤報道への伏線
 ともなるであろう。
 相撲界において、北の湖親方(元横綱北の湖=現日本相撲協会理事長)と並んで
 二大巨頭ともいうべき二子山親方の存在感は
 いまだに圧倒的である。
 彼らが作った大相撲の歴史を受け継ぐ流れと勢いは
 残念ながら現在、今場所の相撲には見受けられない。

 根本的な改革と底上げが、相撲界に求められている点については、私も同意する。

posted by nhktoday at 22:43| Comment(2) | TrackBack(3) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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